なぜ太盛工業では超精密MIM(μ-MIM )が可能なのか

精度マイクロメートルオーダーの超精密MIMは、製作が極めて困難な最先端の技術の結晶です。
この超精密MIMを表した「μ-MIM®」ということばは、太盛工業の登録商標となっています。ではなぜ太盛工業では超精密MIMの製作が可能なのでしょうか。

ここまでのページでお伝えしてきた通り、MIMは金属粉末をバインダと混ぜて射出成形を行いますが、このバインダこそが、部品形状や精度の限界を決める重要な要素なのです。太盛工業ではこの樹脂のバインダの調整を自社で行っているため、他のMIM製品の会社では難しいような複雑形状、微細形状を手掛けることができるのです。

一般的なMIMの工法ではMIMの精度は全方位に対して±0.5%、MIMを得意とする会社でも±0.3%が限界ですが、
太盛工業の超精密MIMはMIMの限界を超えて、機械加工レベルの、±0.1%を超えたレベルの精度を出すことが可能です

太盛工業はもともと樹脂成形を長年に渡り手がけてきた会社です。この長年の樹脂に対する研究と実績に基づき、お客様の要望を満たす超精密、高精度の部品を作り上げています。そして現在も、自社の研究所ではMIM製品の更なる高機能化、高精度化を目指し、業界の最先端で研究開発を常に行い続けています。

バインダ

μ-MIM®事例