2015年02月05日
MIM(金属射出成形)部品は後加工性に優れています!
めっきからコーティング、鏡面研磨も可能
お客様からよく、MIMへの表面処理はどういったものが可能なのか、というご質問を頂きます。
「MIMは金属粉末の焼結体であり、表面や内部がスカスカなのではないか」という感想を抱かれて、質問されるケースが多いようです。
MIMの金属粉末の密度は一般的に95%前後であり、非常に高い密度を持っています(プレス等による焼結金属密度は60~70%程度)。
MIMの焼結後の状態は、表面が金属ほぼ同サイズ形状の金属粉末の集合体となっている為、梨目状となっています(サンドブラストは不要)が、MIMの高密度性のため一般の金属とまったく同じ手法で表面処理が可能です。
例えばDLCコーティングや各種メッキ、鏡面研磨といった加工まで各種対応可能です。MIM部品をご検討の際は、ぜひ一度太盛工業にご相談ください!