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金属射出成形.COM 最新情報

2015年05月08日

薄肉80ミクロンを実現。薄肉MIMはμ-MIM ®

世界で実現できるのはμ-MIM ®のみ! 薄肉80ミクロンMIMの製作に成功。

MIMにおいて、薄肉部分は脱脂・焼結時に歪みが発生し易く、二次加工が必要になったり、MIMによる製作が不可能なケースが多くなります。

そのためMIMを設計する際には薄肉部分の設計は避けて設計することが高精度化のポイントで、
実際に設計者の方との打合せでは非常によく提案を行っている点です。

しかし実際には製品の小型化を含め、機能上薄肉部分がどうしても必要な場合があり、
「二次加工費でMIMのメリットが出ない」「MIMを使いたいけど、精度が不安で採用できない」
といったご要望を設計者の方から以前から伺ってきました。

またMIMという工法のメリットや特徴を考えると薄肉形状、微細形状への対応が
今後絶対に必要であると太盛工業では考え、10年以上前から、自社独自技術であるμ-MIMにおいて、
部品の薄肉化を重要テーマとして研究開発を進めてきました。

 

80ミクロン超薄肉のMIM

 

 

今回ご紹介する上写真のMIMは太盛工業がMIMの薄肉化を図って研究し続けてきた技術です。

もっとも薄肉の部分は80ミクロン。

この寸法を安定して成形できる技術を持つMIMメーカーは、国内はおろか、世界にも存在しません。
MIMの本場は海外ですが、20年以上前から、国内MIMメーカーでは唯一世界標準の技術動向を追い、
最先端を研究してきた太盛工業だから可能なμ-MIM®なのです。

 

薄肉部品、微細構造部品のMIMをご検討の際は、ぜひ太盛工業までご相談ください。