V-複雑・高精度形状におけるトラブル防止・コストダウン設計のポイント(特殊MIM及びμ-MIMRの活用事例)
- 肉厚部分があるとボイドやクラックの原因となりますが、肉盗みを製品仕様上設けることができない肉厚のMIM製品の場合は成形が難しくなります。
- 肉厚部分を2つの部分に分割した上で二次成形を行います。一方の部品を成形した後にインサート成形を行うことで肉厚の部品に関しても安定した精度を得ることができます。
MIM製品における肉厚部分はボイドやクラックの原因となりやすく、設計上は避けるべきですが仕様上変更ができない場合はインサート成形を行うことで安定した成形が可能です。